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2022/12/16
事業再構築補助金 第7回公募の採択結果が発表されました
事業再構築補助金の第7回公募の採択結果が発表されました。「みんなの補助金」では、4件申請して4件が採択される素晴らしい結果となりました(代表個人が認定支援機関となっているため「みんなの補助金」の表記はありません。)
今回は事業再構築補助金の第7回公募の採択結果の概要について解説します。
事業再構築補助金 第7回公募 採択結果の概要
第7回公募では、応募件数は15,132件のうち、7,745件が採択されました。全体の採択率は51.2%となっています。
過去(第1回公募から第6回公募まで)の採択結果は次のとおりです。
応募件数(件) | 採択件数(件) | 採択率 | |
第1回 | 4,326 | 2,866 | 66.3% |
第2回 | 18,333 | 9,336 | 50.9% |
第3回 | 18,519 | 9,021 | 48.7% |
第4回 | 19,673 | 8,810 | 44.8% |
第5回 | 21,035 | 9,707 | 46.1% |
第6回 | 15,340 | 7,669 | 50.0% |
※第1回から第3回の応募件数は要件を満たした件数
第2回以降の採択率は概ね50%前後で推移しており、大きな変化はありません。おおよそ2件に1件が採択される補助金であると言えるでしょう。
類型別の採択率は次のようになっています。
全体の採択率は50.0%となっていますが、類型別に見ると最低賃金枠の採択率が80.8%となっており、第6回公募に続き、高い率となっています。最低賃金枠は補助上限が低くなる場合がありますが、補助率が高いことや採択率がとても高いことを考慮すると、最低賃金枠の要件を満たす場合にはこちらの類型での申請を検討すべきと言えるでしょう。回復・再生応援枠も62.4%と最低賃金枠に次いで高い採択率となっています。
業種別に見ると、製造業、卸売・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多くなっていますが、 その他の業種についても幅広い業種で応募・採択されています。こちらの傾向は従来から変わりありません。
(出典:事業再構築補助金 第7回公募の結果について)
事業再構築補助金に採択された場合の対応
採択おめでとうございます。しかし、これで終わりではありません。
続いて、交付申請を行い、審査が行われ、交付決定を受けた後にようやく補助事業を始めることができます(事前着手の承認を受けていない場合)。
期限までに交付申請を行わないと補助金を受けることはできません。
この後も、補助金を受けるためには、様々な手続きがあり、必要な書類も準備しておかなければなりません。『補助事業の手引き』などをしっかりと読み込んで、この後、手続面での不備がないようにしましょう。
事業再構築補助金に不採択となった場合の対応
今回残念ながら不採択だった場合でも、次回以降の公募に応募することができます。
ただし、同じ内容で応募したとしても、採択される可能性は低いでしょう。また、第8回公募の応募締切は2023年1月13日 18時となっており、時間的な余裕もあまりないため、急いで対応する必要があります。
(関連記事)事業再構築補助金 第8回公募の変更点
事務局に問い合わせをすると不採択の理由を教えてもらうことができます。まず、不採択の理由を確認するようにしましょう。
事務局からは、形式的な不備の有無、事業化点、再構築点について聞くことができ、事業化点と再構築点はA~Cの三段階評価で答えてくれます。
踏み込んだ理由を聞くことはできませんが、例えば「再構築点はA、事業化点はC」という回答であれば、次回申請するにあたっては事業化点を充実される計画に直す必要があることがわかります。
事務局に確認した不採択の理由を踏まえて、事業計画等の見直しが必要となります。
ご自身での対応が難しい場合は専門家に依頼することを検討するとよいでしょう。
事業再構築補助金第9回公募の実施が決定
令和2年度第3次補正予算・令和3年度補正予算・令和4年度予備費「事業再構築補助金」の第9回公募が追加で実施されることが決定されました。
第9回公募の実施スケジュール
公募開始:令和5年(2023年)1月中下旬予定
応募締切:令和5年(2023年)3月中下旬予定
なお、第9回公募の応募締切が、第8回公募の採択発表以前になる予定となっています。そのため、第8回公募で応募される場合、第9回公募での応募はできません。
また、詳細はまだ公表されていませんが、第10回以降の公募の実施も決定されています。
(関連記事)2023年(令和5年) 事業再構築補助金の継続が決定!
まとめ
事業再構築補助金の第7回公募の採択結果について解説しました。
「みんなの補助金」では、第7回公募で行った4件の申請のすべてが採択される結果となりました。プロがサポートすることで補助金獲得が成功する確率が高くなります。事業再構築補助金のことなら「みんなの補助金」までご相談ください。